結婚指輪を夫婦で違うブランドにするのはあり?メリット・デメリットを解説

これまでは結婚指輪は夫婦同じブランドで揃えるのが一般的でしたが、最近ではそれぞれの好みに合わせて別々のブランドを選ぶカップルもいらっしゃいます。

毎日身につける大切なジュエリーだからこそ、2人の個性を活かした選び方を知っておきたいもの。この記事では、夫婦で違うブランドを選ぶ際のメリットやデメリット、そして選び方のポイントを詳しく解説していきます。

夫婦で違うブランドを選ぶメリット

それぞれの好みや価値観を大切にできる

結婚指輪は毎日身につけるものだからこそ、それぞれの好みに合ったものを選びたいですよね。

例えば、シンプルで細身のデザインが好きな方と、存在感のあるゴージャスなデザインが好きな方など、ジュエリーの好みは人それぞれ。別々のブランドを選ぶことで、互いの好みを我慢することなく、自分らしさを表現できる指輪と出会えます。

また、職業や生活スタイルによって求める機能性も異なるため、それぞれのライフスタイルに合わせた選択が可能になります。

予算配分を柔軟に調整できる

同じブランドにこだわらないことで、予算配分の自由度が広がります。

例えば、妻が比較的高めのブランドを希望する場合、夫はよりリーズナブルなブランドを選ぶことで、トータルの予算内に収めることができます。
また、普段からアクセサリーをつける機会が多い方により予算を配分するなど、実用的な観点からの調整も可能です。

それぞれの価値観に合わせて、納得のいく予算配分を実現できるのは、別々のブランドを選ぶ大きなメリットです。

各ブランドの良さを活かせる

結婚指輪はブランドによってそれぞれに特徴があります。

例えば、丈夫で長持ちする指輪作りに定評のあるブランド、繊細な装飾技術に優れたブランド、上質な素材へのこだわりが強いブランドなど、良さは様々。別々のブランドを選ぶことで、それぞれが重視するポイントに長けたブランドを選択できます。

2人の価値観に合わせて、各ブランドの良さを最大限に活かせるのは魅力です。

夫婦で違うブランドを選ぶデメリット

ペアリングとしての一体感が出にくい

異なるブランドを選ぶ場合、デザインの方向性や細部の仕上げが異なるため、2つの指輪の一体感を出すのが難しくなります。

特に地金の色味や艶が微妙に異なる場合は、並べて着用した時の見た目の統一感に影響が出るでしょう。また、ダイヤモンドの有無や配置の違いによっても、ペアリングとしての印象が異なってきます。

家族や友人に見せる際に「ペアに見えない」という声をいただくこともあるかもしれません。

メンテナンスや保証の条件が異なる

ブランドによってメンテナンスの内容や保証条件が大きく異なります。

例えば、無料で提供されるサービスの範囲、有料メンテナンスの料金体系、保証期間の長さなどが、ブランドごとに設定されています。

また、修理や調整が必要な際の対応時間や、店舗の場所によっては遠方での対応が必要になるケースも。

さらに、紛失時の再作製対応や、サイズ直しの可能範囲なども異なってくるため、長期的な視点での検討が必要です。

夫婦別ブランドでも統一感を出すコツ

素材を合わせる

統一感のある仕上がりにするためには、素材を合わせることが最も重要です。

プラチナ、イエローゴールド、ピンクゴールドなど、同じ素材を選ぶことで基本的な統一感が生まれます。

また、地金の品位(純度)を揃えることで、経年変化による色味の違いを最小限に抑えることができます。
特にプラチナの場合、同じ品位(PT950やPT900)を選ぶことで、長期的な見た目の統一感を保つことができるでしょう。

デザインテイストを近づける

ブランドが違っても、デザインの方向性を合わせることで統一感を演出できます。

例えば、クラシカルテイスト、モダンテイスト、ナチュラルテイストなど、大きな方向性を合わせることがポイントです。

また、ミル打ちや槌目などの加工技法、デザインのモチーフなども、似たような要素を取り入れることで、別々のブランドでありながらも調和のとれた仕上がりを実現できます。

リング幅を揃える

思ったより指輪の見た目の印象を大きく左右するのが、リング幅です。

細身の指輪と幅広の指輪では、並べた時の印象が大きく異なります。両方の指輪で同じようなリング幅を選ぶことで、自然な統一感が生まれます。

一般的な結婚指輪のリング幅は2.5mm〜4mm程度ですが、これを目安に両者で近い幅を選択することで、バランスの取れた仕上がりになります。

購入時の注意点

納期を揃えられるかどうか

ブランドによって指輪の製作期間は大きく異なります。

特にオーダーメイドの場合、通常の既製品より長い納期が必要になることがあります。結婚式での使用を予定している場合は、両方の指輪が確実に間に合うスケジュールを立てることが重要です。

また、繁忙期は通常より納期が長くなる可能性もあるため、余裕を持った準備期間を設定しましょう。

刻印のフォントを揃えられるかどうか

結婚指輪に入れる刻印は、2人の思いを形にする大切な要素です。

ブランドごとに選べるフォントの種類や、文字数制限が異なる場合があります。また、英字、日本語、数字など、対応可能な文字種も確認が必要です。

可能な限り同じフォントや文字の大きさを選ぶことで、より統一感のある仕上がりになります。

刻印の位置や深さなども、ブランドによって異なる場合があるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

まとめ

結婚指輪を夫婦別々のブランドで選ぶことは、それぞれの好みや価値観を大切にでき、予算配分も柔軟に調整できる選択肢です。

一体感や保証条件の違いはありますが、素材やリング幅を合わせ、デザインテイストを近づけることで解消できます。

また購入時には、納期や刻印のフォントを事前に確認しておくのがポイント。お二人のこだわりを活かしながら、末永く愛用できる結婚指輪選びを実現してください。

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