東大寺二月堂の修行僧が、お水取りに使う椿の造花を作る時に糊をこぼしたかのような白い斑点があると言う事で「糊こぼしの椿」と名付けられた椿があります。
奈良の和菓子屋さんでは、この椿を模した和菓子がお水取りのこの期間だけ店頭に並びます。
こちら当店所在のもちいどの商店街の「萬々堂道則」さんでも「糊こぼし」と名付けられた和菓子を販売しておられます。
他府県出身者の私は、このいわれを随分長い間知ることもなく、なぜ椿の花びらに白が混じっているのか不思議に思っておりましたが。
その鮮やかな紅色と白は、まさに奈良に春を呼ぶお菓子として親しまれています。
さっそく購入していただきました。
とても柔らかく、口の中でさっと溶けとても上品な味わいでした。
まだ召し上がって無い方はぜひ一度伝統の味をご賞味されてはいかがでしょうか。
数件先には当店イシガミもございます。
只今春のスプリングセール50~10%OFFを開催しております。
ご自分へのご褒美にいかがですか。
ぜひ覗いてみてください。
心よりおまちしております。
イシガミ奈良店 脇阪